保守の会趣意書

 

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我が国には世界にまれにみる国柄があります。四季折々の恵みある豊葦原瑞穂の国で、初代神武天皇は「民」を「おおみたから」と呼ばれました。これは神武天皇にとって国民は皇祖・天照大御神から託された大切な宝物であったからです。神武天皇は日本を建国するに当たり、国民を大切にすることを統治の根本とし、建国の理想を「八紘一宇」として詔あそばされました。このような国民とともにある皇室、万世一系の皇統は世界に誇れる日本の国柄といえます。

 

しかし、我が国は大東亜戦争で敗れ、GHQ、特にニューディーラー(フランクフルト学派)たちにより共産主義や社会主義の実験場となり、日本を二度とアメリカの脅威とならぬよう、世界の平和と安全の脅威とならないようにと、あらゆる占領政策で我が国は国柄を否定し、自立と誇りを失い、本来の日本とは大きく変質してしまいました。

 

問題なのはその後の日本人の在り方であるといえます。一度の戦争に敗けたことは決して恥ではありません。本当の恥は日本人としての魂を失い、それを敵に売り渡したり、迎合することです。

それを恥とも思わなくなった日本人の心、敷島の大和魂を見失っていることが問題なのではないでしょうか。

 

戦後、七十年近くにもなり、いまだに占領政策に縛られているのはなぜでしょうか。それは日本人の弱さ無関心さにも要因があると思います。政治家だけに求めても変わりません。日本国民一人ひとりの意識が正しく変わっていかなければ動かないのです。自由、平等、権利、平和というきれいごとばかりを主張しても日本は決してよくならないではありませんか。日本人の血は「忠」「孝」「仁」「義」「愛」にこそ真の心を満たすものではないかと思います。

 

四季の恵みある大八洲、豊葦原瑞穂の国に生まれ育った私たちは、我が国の伝統と文化を守り、先達の、心と、魂と、英知と、勇気と、正義を知り、万世一系の皇統と美しい国に生まれたことに感謝をし、世界で唯一の道義の国日本を子孫に伝えていかなければなりません。それを出来るのが保守の方たちなのです。

 

保守が黙っていては日本の左傾化は益々固まっていくばかりです。保守がそれぞれ声を挙げて一つの勢力とならなければいけません。思いがあってもバラバラやっていては力にも声にもなりません。そのために「保守の会」を国民の立場として設立したしました。

今の日本のままではいけないというお考えをお持ちならば、日本の誇りある国柄を守るために、ともに「保守の会」で声を挙げてまいりましょう。

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